私が思う釣具で一番お金がかかるのは、ラインだと思っています。
ロッドもリールも壊れなければ長く使えますが、ラインは使うたびに消耗していきます。
いくら良いタックルを揃えても、ラインが悪いとせっかくの釣果も無くなってしまいます。
なので、ラインはなるべく扱いやすく、傷んだら巻きかえる様にしたほうがいいと思います。
それでは、ライトゲームに使うラインは何があるのでしょうか。
ナイロンライン
フロロカーボンライン
PEライン
エステルライン
この4種のラインが使われています。
それでは、各ラインのメリット、デメリットを、私なりに書いていきたいと思います。
ナイロンライン
ナイロンラインのメリットは、フロロカーボンよりもしなやかで柔らかいため、トラブルが非常に少ないことが特徴です。
また、伸びが大きいため、魚の引きを吸収し、魚が暴れにくく、針が伸びにくく、外れにくいという特徴もあります.。
さらに、価格が安価で手に入れることができることもメリットの一つです。
一方、デメリットとしては、感度が低いことや劣化しやすい(吸水しやすい)ことが挙げられます。
次に出てくる、フロロカーボンラインも選択肢としては、かなりおすすめできるのですが、如何せん使いにくさと、昨今のライトゲーム用ロッドに合わないことが多いのです。
特に、マイクロガイド装着のロッドでは
後で紹介する極細のPEラインか、エステルラインでないと、ほぼ使えません。
前後しますが、できればマイクロガイドではないロッドにナイロンラインか、フロロカーボンラインで始めるのが無難です。
では、どんなラインがおすすめでしょうか?
色々なメーカーから、色々なラインが発売されていますが、
ズバリ! 安価で売られている300m巻のラインが、おすすめです。
ダイワ(Daiwa) バス-X ナイロン 300m 1号/4lb アッサムブラウン 07303101
昨今は原材料の高騰で、ラインも値上っており、結構な出費となります。
最初のうちは、風に煽られたり、原因不明の糸絡みや、リールからラインがボワッと出て修復困難な事象に悩まされる事も多いと思います。そんなときにも安価なラインであれば、サッと巻き直すことで、釣りを再開出来るので、大切な時間を無駄にすることも防げます。なので、通常のライトゲームであれば、70m程巻いて、トラブったり、劣化しているなと思ったときは、巻き直す事ができる巻量を持っておくのが好ましいと思います。
クレハ シーガー フロロマイスター 300 300m 0.8号 3lb [フロロカーボンライン]【父の日】
そして、フロロカーボンラインは、ナイロンよりも感度が良く、巻グセもナイロンよりも少ないので、人気なのですが、素材的に硬くリールに馴染みにくいので、扱いにくさはナイロンよりも更に高くなります。
そして、何よりメートルあたりの単価が格段に上がります。
釣具屋さんでは、フロロカーボンラインを薦められる事も多いと思いますが、値段が高く、交換頻度もフロロのほうが多いので儲かる!というギミックも後ろには隠れています。
御自分のお財布と相談して、購入することをおすすめします。
ちょっと長くなりましたので、PEラインとエステルラインは、事項にてご紹介したいと思います。